昨年末より新しく小学2年生が2名参加しています。
小学生と練習するのは私たちにとっても久しぶり、あっという間に上達する様子に大人は身の引き締まる思いです。子どもたちをがっかりさせてしまったらいけません。成長させてもらっているのは大人の方です。
この日はモーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章の練習をしました。
ドミナントからトニックで解決する部分が多いこの曲では、解決したところを大切に演奏したいですよね。指揮者からはこんな説明がありました。
「学校でお辞儀をするときの音楽わかる? お辞儀して下向いているところの和音がドミナント、ずっと下を向いていると早く上を向きたくなるよね。上を向いたときはあーよかった、解決したって感じになるよね、そういうふうに演奏してみてください」
この説明の後は明らかに音が変わりました。小学生も感じ取ってくれたに違いありません。
この日の最後では、ベートーヴェン「交響曲第九番」第四楽章の「歓喜の歌」の部分を練習しました。大人は楽譜通り、小学生はメロディーを演奏しましたが、その堂々たる姿はまるでヴァイオリンコンチェルトのようでした。
このように、子どもも大人も楽しんで演奏できるように工夫しています。
参加希望の方はお気軽にお問い合わせくださいね。こちらから。